許認可制度
パチンコ店に設置する遊技機(パチンコ、パチスロ)は法律に定めら れた規格の性能か否かの検査を通過しないとホールに設置できません。

営業機としての商品価値
パチンコ店にて直接収益を生む商品のため、製造販売するメーカーが 優位な売り手市場であり、1機種のヒット商品で1千億円の売上が上 がり、売上の半分は経常利益に成り得るビジネスです。

5号機問題
2004年にパチスロ機の基準を定める「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の遊技機の基準が改正され、パチスロ機のギャンブル性に規制が入りました(5号機時代への突入)
これにより、ピーク時200万台あったパチスロ機は130万台に減台。ホールにおけるパチスロの収益も1台当たり6000円/日から3000円/日まで悪化しパチスロ機の買い控え現象がおきています。

パチンコホールの資金繰り悪化
2004年の規則の改正により、パチンコ店はこれまで高収益を上げてきた旧基準機200万台について、2007年の11月までの総入替を監督官庁より迫られ、莫大な設備投資により旧基準機の入替が行なわれました。
その結果パチンコホールの収益力は悪化。大型の倒産が相次ぎ、銀行、リース会社などの金融機関による急激な貸し剥がし、貸し渋りが起こり、機械をリースで購入していたパチンコホール等は、機械の購入を制限せざるを得なくなりました。

メーカーの現状
旧基準機で莫大な利益を上げて来たパチスロ機のメーカーは、現在も旧基準機時代の企業体質を脱却出来ず、市場の変化に対応した新しいビジネスモデルが誕生していません。
原因は過去がそうであった通り高性能(射倖性)の機種を販売すれば、1機種1千億の売上も夢ではない業界のため、旧態依然とした「開発→販売」のスタイルがメインです。
また、一部メーカーでは、レンタルなどの販売方法にも取り組んでいますが、レンタル契約の約款がメーカー優位な内容になっており、ホールの立場に立っていないプランのため浸透しません。

パチンコ店数 全国で約12,000件
パチスロ設置台 約1,200,000台
平均売上(1台あたり) 約20,000円
平均粗利(1台あたり) 約3,000円
年間販売台数 約900,000台
年間販売機種数 約300機種
メーカー数 約80社
平均販売単価 300,000円

パチンコ業界全体の規模は、約20兆円と言われています。(2009年10月現在)